BLOG御牧原の風
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御牧原の風
2022.02.20
移住と トレーラーハウス のいい関係(1)
2/16の早朝、まだ夜も明けぬ千曲ビューラインを、レッカー車にけん引された大き目のトレーラーハウスがゆっくりと移動していた。目的地は、御牧原北部区。
このトレーラーハウスは、御牧原に移住する埼玉県のIさんの住まいになる。
単身で移住しようと、4年前に土地を購入したIさんであったが、その後、親の介護が始まったり、家を建てることに踏み切れなかったりして、ずっと手付かずになっていたのである。
そんな空白の4年間に終止符を打ったのが、トレーラーハウス、そしてトレーラーハウスビルダーの澤井さんとの出会いだった。おいでなんしの会が、Iさんに 澤井さんを紹介したことから、一気に話が進んだのである。
トレーラーハウスがIさんの心を動かしたのには、
〇一人で住むのにちょうどいい広さである(設計でもあまり悩まずに済む)
〇値段が手ごろで、工期が短かい
〇固定資産税がかからない
●将来使わなくなったら、ハウスだけを処分できる(中古として売れる)
などの理由もあったようだが、中でも一番の決め手になったのは、最後の点である。単身で移住をしてくるIさんにとって、移住のその先を考えときに、その点が大きかったようだ。
すぐそばに トレーラーハウスビルダーのいる 御牧原
さらに付け加えると、
御牧原まで15分ほどという距離の小諸市美里に、個人でトレーラーハウスを作っている会社があったこと。
しかも、「一建」(カズケン)の若い社長(棟梁)の澤井さんという方が、これまたとてもいい方で、お客さんに寄り添って、とてもきめ細やかな対応をしてくれるのだ。
…で、話はとんとん拍子に進んだ。
ウッドショックのさなかで、木材が入って来なかったり、高騰したりというアクシデントもあったが、これ以上高くならないうちにと、早めに契約を結び、Iさんのトレーラーハウス作りは始まった。
家を組み立てる工程は、すべて小諸で行われる。同時に御牧原では、整地をしたり、接地部分を固めたり、電気や水道、浄化槽をつなぐための準備が進められていった。
去年の12月に建前と思ったら、2カ月後の2月には完成していた。驚くべきろくべきスピードである。
そして、いよいよ2月16日、Xデーを迎えることになる。
小諸で完成したトレーラーハウスが、御牧原まで運ばれてくるのである。
千曲ビューラインという幅の広いきれいな道で、普段なら15分の距離である。しかし、直前に降った雪で道は凍っているし、標高差は200m近くある。こんな大きな物が、無事運ばれるて来るのだろうか?
御牧原に トレーラーハウスがやってきた
その一部始終を見てやろうと、朝4時に起き、4時半には家を出て、まだ夜も明けぬ暗闇の中を小諸へと向かった。寒かった。
*トレーラーハウスの運搬は、車の少ない夜9時~朝6時の間に行うことになっているそうだ。
かくして、トレーラーハウスは無事御牧原に到着した。
移住と トレーラーハウスは いい関係
土地はあっても、利用可能な空き家が少ない御牧原で、住まいの選択肢の一つとして「トレーラーハウス」は、とてもいいと思う。
お子さんのいる家族にとっては、やや不向きではあるが、単身での移住や、夫婦だけでの移住、定年後の移住などの場合には俄然有利になってくると思う。
トレーラハウスの利点は…
基礎の部分が、トレーラーのシャーシであるというだけで、機能的には普通の住宅と何ら変わりないにもかかわらず、ザッと上げただけでも、以下のような利点があるだろう。
- 広さがほど良い。
- 値段が安い。
- 工期が短い
- 建築確認の必要が無い。
- 固定資産税がかからない。
- 移動できる。
- 不要になったら売却できる。(中古市場がある)
- 地震に強い
しかも 素敵なトレーラーハウスビルダーが すぐそばに!
さらにその上もう一つ、御牧原にしかない有利な点がある。
それは、御牧原のすぐそばの佐久市に、個人でトレーラーハウスを作っている「一建 カズケン」という会社があること。
そして、 澤井さんという、熱い思いを持った素敵な大工さんがいること。
- 運搬の距離が短くすみ、運搬費が安く済む。
- 施主の要望を聞きながら一つ一つ設計・施工してくれるので、
世界に一つしかない自分のハウスが作れる。(完全オーダーメイド)
御牧原に移住しようと思っているあなた、トレーラーハウスで夢の実現を考えてみえはどうだろう。
トレーラーハウスについては、「一建 カズケン」のHPで詳しく紹介しているので、そちらをご覧いただきたい。
次回は、Iさん宅の内部や、澤井さんのインタビューもお伝えする予定。お楽しみに。